プゥコメモル

進化の瞬間

9

人間は少しずつしゃべれるようになってく、
って感じだと思ったけど、
プゥコの場合、
いきなりしゃべりがランクアップした。
はっきり、進化の瞬間今ココ!って
印がつけられるぐらいわかりやすかった。

保育園のあった日(一時保育だから週1〜2回)は
よくしゃべるなぁ、と思っていたけど、
この日も保育園のあった日で、
これが進化の瞬間↓

プ「たーたんが、おしょらのうえのほうに
しゅーってとんでいっちゃったらどうしゅる?」

私「こわいこわいえーんえーんするよ。」

相方「プゥコも一緒に飛んであげたら?
そしたらたーたんも怖くないんじゃない?」

プ「プゥコは、ぴっぽが、ないから、飛べないよ。」

私「しっぽじゃなくて、羽、だよね?」

プ「プゥコは、はねが、ないから、とべないよ。
でも、おててをこうやって
パタパタっパタパタって、
いっぱいいっぱいやったらとべるかな?」

私「じゃぁ、明日からお空を飛ぶ練習しようか!」

プ「うん!プゥコ、おしょら、しゅーって、ちたい。」

おおー!
こんなに長くて意味のある会話が続くなんてはじめて!
相方と二人、息を飲んでこの会話を見守り、
会話が途切れたところで、
すごーい!と大歓声があがったのでした。
そしてこの日から、
このレベルの会話が普通にできるようになった、という。
進化ってこんな突然くるもんなのかね。