足の指
「1、2、3…(中略)10!
おかーしゃんおかーしゃーん。
足の指ってね、10本あるのよ!
すっごーい!って思ったのよ。」
そうかそうか。
世紀の発見の瞬間に居合わせることができて、
ワタクシも光栄であります。
「みてみて!もう1回かぞえてみるから。
1、2、3…(中略)10!
ほらね、この子(小指)が10の子なのよ!
この子の名前はねぇ…」
10番目の子に名前をつけるんだね。
10君とか?10ちゃんとか?
「名前は、も、じ、あ、君!もじあ君って名前にしゅるね!」
うわぁ、フリーダム!
それからというもの、
毎日のように、家族全員の指の数をかぞえて、
「今日も10あったよ!良かったね。」
と教えてくれる。
「今日は9だったよ!」なんて言われたら怖いけどね。