白い靴
仕事部屋にこもっていたら、突然プゥコがやってきた。
こっち来るなオーラを出していたのに、
わざわざ来たということは大事な用事らしい。
プ「プゥコね、これ、やだの。」
そういって、指を4本たてている。
私「なにそれ?」
プ「もうおねえちゃんになりたくないの。」
どうやら、指は年齢のことらしい。
私「この前3歳になったばっかりじゃない。4歳なんてまだまだだよ。」
プ「おねえちゃんになりたくないから涙がでてくるの。」
私「どうしてー!?何がいやなの?」
プ「だってね、おっきくなって、おねえちゃんになって、
白いクックが履けなくなるといやなの。
プゥコ、新しいクックが気に入ったの。」
先月、白いコンバースの靴を買ったばかりだった。
今回は大粒の涙を2滴、ちゃーんと流してましたよ。
これはプゥコのファーストシューズ。
お腹が大きかった時、チクチク作ったモノ。
もちろんとっくに履けないし、履かなかったし。