怒るほう怒らないほう
誰がみてもこの家で一番怒るのは私。
逆に甘々なのが相方だ。
プゥコは比較的良い子なほうだと思うけど、
怒ったり注意したりすることは毎日必ずある。
それでもプゥコはお母さんへの盲目的愛を貫く。
「おかーさん、だーいすき!
おかーさんはとーってもかわいいよ。
怒ってるおかーさんも大好きだからね。」
その反面、相方へはつれない。
「パパとお風呂はいるの、いや!」
「パパ、こっちこないで!じゃま!」
「パパとおててつながない!」
お休みのチューをパパにした後(これ、相方が義務づけた)
プゥコは私のところへきて、
「おかーさん、くちなおし」と言って、勝手にチューしてゆく。
プ「おかーさん、だいすきだよ。」
私「ありがとう」
パ「パパは?」
プ「まぁまぁだよ。」
報われない相方よ…。
ところが、私がカンカンに怒った時、
プゥコはいつも、パパ!パパ!と言って泣く。
たとえ相方が会社に行ってるとわかっていても。
プ「だって、パパだったら、
プゥコのこと何でも許してくれるでしょ。
パパに会いたくなるから、パパ、パパって呼ぶのよ。」
なんだ。わかってるんじゃん。
盲目的愛の呪縛がとけたら、パパっ子になるね。