プゥコメモル

忙しくても

9

私「お母さん緊急でお仕事はいっちゃった。
しばらくそっちで遊んでてくれる?」

プ「いいよ!プゥコ一人で遊べるよ!
でも、さみしくなったらいつでも呼んで。
すぐにとんでくるからね。
だって、プゥコ、ヒーローだもん。」

とんできてくれないほうがうれしいのだが…。
1分後。

プ「あ!お母さん、プゥコね、ヒーローじゃなかったよ。
普通の大人だった。ごめんねぇ。
普通の大人だけど、いつでも呼んでもいいよー!バイバイ!」

なんかツッコミどころが多いセリフだが、
忙しいからほっとこう。
また5分後。

プ「ねぇ!今プゥコね、透明の妖怪と遊んでるのよ!
お母さんにもお母さんのことが好きな妖怪がとりついてるよ!
良かったね!」

はいはい。
5分後。

プ「ピンポーン。宅急便でーす。
お母さんにプゥコをプレゼントだよー。」
(プゥコが毛布にくるまっている)

はー。やめたやめた。
やっぱり緊急で仕事がはいったからって
緊急に仕事ができるご身分じゃないんだ。