嗚呼、妖怪の日々!その7 プゥコの手も借りたい
3月。
仕事が忙しかったので、保育園の日を増やした。
ところが、増やしたからといって、
そうすんなり曲ができるわけではない。
お迎え時間になってもモチーフすらできず、
あぁ、せっかく泣いていやがるプゥコに
保育園に行ってもらったのに、と申し訳なくなる。
私が落ち込んでいたら
プ「プゥコがかわりにお歌つくってあげる!」
私「ほんと?聞いてると気持ちがよくなる曲を作らないといけないんだ…。」
プ「きもちいいのがいいの?じゃぁ作るね。」
えー!本当ですか?先生!
助かる!
お母さんのひらめきに、ヒントをプリーズ!
プ「♪〜ようかーいようかーいようかーいウォッチッチ。
かーかーきーきー…。」
私「ちょ待て。それ妖怪体操じゃん。おんなじのはだめよ。」
プ「全部聞いて!
♪〜ようかーいようかーいようかーいウォッチッチ
かーかーきーきーくーくーけーけー
ふわふわようかいウォッチッチ!」
(正しくは…こいこい妖怪ウォッチッチ)
ふ、ふわふわ…?
気持ちいい、って、肌ざわり的な解釈?
いや、肌ざわりがいい歌作ってくださいなんてオファー、
いまだかつてないからね。
爽快感が欲しいわけで。
でも…
私「ありがとー!そうだね、ふわふわで気持ちいい歌だね!」
と笑顔でこたえ、心で泣いた。
3歳児のまさかの可能性を期待したんだけど、
世の中そんなうまくいくわきゃーない。
プ「でしょでしょ?またつくってあげるから!いつでもいってね!」