命名力
プゥコは「名前をつける」ってことがいまいちわかってない。
新しいお気に入りに、なんか名前つけたら?っていうと
「ねこちゃん」とか「わんわん」とか言う。
そうじゃないの。
プゥコにはプゥコって名前があるでしょ?
って言っても
「だってこれわんわんでしょ。わんわんはわんわんでしょ。」
という。
おかげで同じ名前の人がなんとたくさんいることか!
ちょっと進化したかな、と思っても
ウツボのぬいぐるみは蛇に似ているから
「へびちゃん」だそうだし。
「くーちゃん」という名のクジラのアニメを見て以来、
イルカも抱き枕(クジラに姿が似ているらしい)も
全部「くーちゃん」という名になる。
そんなプゥコがついにまともな名前をつけた!
その名誉あるお気に入りは…
だらららららららら…
じゃーん!
多分10円もしないだろうな、この車のおもちゃは…。
もちろん私はこんなものに名前をつけろなんて言わなかったのだけど、
プゥコは名前をつけるほど気に入ったらしい。
「この子、プン!って怒った顔してるからプンちゃんって呼ぶね。」
と、自発的に命名した。
つづく