プゥコメモル

ライブでした

朝、プゥコの髪が乱れていたので、
パッチン止めをつけようとしたら

プ「プゥコ、今からライブだから、これ使うの。ごめんね。」

と言ってサッととられてしまった。
そして、パッチン止めを自分の衿にとめて、
息を荒げながら踊っている。

ん?ライブ?パッチン止め?

あぁ!それピンマイクのつもりなのか。
どこで仕入れた知識なのやら…。

一方、私。
先日ライブで歌うことになっていた。
ライブが決まってから終わるまで果てしなく憂鬱が続きました。
だって、人前で歌うと頭の中真っ白になって倒れそうになるんだもの。
時々ライブの依頼はあるのですが、いつもキッパリお断りしております。
しかし今回は妹がどうしても断れない、と、勝手に引き受けてきてしまい、
やる羽目になってしまったのです。

でも、大勢の子供達が一緒に歌ってくれたことと、
お客さんが少なめだったこと、などが功を奏して、
ライブは大成功に終わったそうです。
(私は客観的になれないので伝聞調で)

uta

すべてを終えて家に帰ってきて、
会場で撮ってもらっていたライブ映像をプゥコに見せたら、
プゥコは何も言わずに最後まで真剣にじーっとみていました。
見終わると、久々に帰省してきた孫にかたりかけるような口調で

「お母さんよくがんばった!えらかったねぇ。おーよしよし。」

と抱きしめてくれたのです。
背中トントンのおまけつき。

なにこの謎の包容力!?
母性というより、祖母性ぐらいあるよ。
私もここぞとばかりにプゥコの胸を借りてゴロニャーン。
無事終わったんだ!もう悩まなくていいんだ!
と、心から思ったのでした。

2016102701
ウクレレを弾きながら練習中。
プゥコもこうやってよくつき合ってくれました。