プンちゃんの出自
例のプンちゃんですが、
時々思い出したように愛情がこみ上げるようで
プ「みて!」
と、脈絡なくプンちゃんをもってくることがある。
私「なに?」
プ「みて!」
私「うん。プンちゃんだね。」
こっちもそれしか言うことがない。
そこで、会話をつなげようと思って
私「それ、覚えてる?
レストランでもらったんだよね?
おこさまランチのおまけで。」
と言ったら、プゥコの顔が曇った。
プ「あのね。プゥコね、そのはなしきくと、
ショボンてなっちゃうから、やめて。」
私「え?」
プ「かなしくなってくるの。泣いちゃうよ。」
なんでしょうか。
プゥコが大好きなプンちゃんは、
そんな安っぽい生い立ちじゃないんだ!
ってことでしょうか。
私「じゃぁプンちゃんは、プゥコが生まれる前から、
ずっとおうちに居た、ってことにする?」
プ「うん!!」
というわけで、プンちゃんの経歴は
詐称することが暗黙の了解となりました。