プゥコメモル

ピアノの練習をしない

ピアノを習わせているのだけど、練習をしてくれない。
したら?っていうと、むずかしい、面倒くさい、
って泣く。(←泣くんですよ!)
わからないところは教えてあげるから、というと、
自分でできるもん!って聞かない。(←もちろんできるわけがない)
もうお手上げです。

でもプゥコの耳は私なんかよりもずっといい。
CMソング再生機だ。
「ぢにーはボラギノール!」みたいなキャッチーなものから、
日本酒のCMとかの渋いクラシックなBGMまで口ずさんでいる。
耳だけは音楽向きなのになぁ。

私は練習しろなんて言われたことは一度もなかった。
親はピアノが弾けないからそもそも教えてもらえなかったし。
ピアノの練習がイヤ、というのとは無縁の私だったので。
でも、プゥコに関しては嫌ならやめてもしょうがないかと思ってるので、
私のジレンマをそのまま伝えてみた。

私「お母さんの夢だったんだよねー。
プゥコと一緒に音楽するのが。
でもいいや。練習、いやなんだもんね。
お母さん、夢、あきらめるね。ピアノやめようか。」

というと、また泣きながら

プ「いい!お母さんの夢かなえてあげたいから!無理してがんばる!」
私「いいよー、無理はしないで。」
プ「やだ!無理する!」
私「いい!」
プ「やだ!」

この押し問答になったのでした。

この春、発表会があるのですが、プゥコが選んだ曲は「もののけ姫」。
先生がわざわざ楽譜を探してきてくれました。
で、もののけの練習だけは一生懸命するから、
やっぱり好きなことが大事だな、って思う今日このごろ。
夕方になると我が家に、あの物悲し〜いメロディが響きます…。

20170116piano
これは両手でものすごく弾けてそうに見えるけど、実はプゥコ自作の「雨がふっているところ」を弾いているらしく音はメチャクチャです。