パパを異常にいやがる その3
3歳になると日本脳炎の予防接種がある。
1回目をうったら、1ヶ月後に2回目をうつ。
病院にいってもそんなに注射をうつことがないので、
初回は何の警戒もせず、不意打ちで終了。
ところが2回目はそうはいかない。
1ヶ月前に病院にきたばかりなのに、なんかおかしい。
また注射ではないだろうか、と思ったらしい。
待ってる間からぐずぐずしはじめた。
プ「プゥコ、びょうきなの?ちっくんする?」
私「びょうきじゃないよ。」
プ「じゃぁどうしてびょういんにきたの?ちっくんなの?」
この日も実は、たっぷりパパいや病で私を困らせていたプゥコ。
イライラしていたこともあって、私はこんないじわるをしてみた。
私「プゥコがパパいやっていうから、先生にみてもらうんだよ。
ちっくんすればパパいやがなおるよ。」
はい。ここから、えんえん30分以上泣き続けたのでした。
注射の間も「パパ!パパ!」と絶叫しながら。
終わっても怒り泣きしながら帰りました。
その日の夜。
相方が帰ってくるとプゥコ
「パパ、おかえり!パパのこと好きになったよ!
パパ、ちゅってしてあげるね。ちゅっ!
プゥコね、きょうね、ちっくんしてきたの。
だから、パパのこと好きになったのよ。」
あら?思いがけず、注射の効果があったらしい。
この日はパパにベタ惚れのプゥコ。
注射効果は2日後、あっさり切れました。
みじかっ!