タブーを破ってアンテ
前説:プゥコがundertale(ゲーム:略してアンテ)のことが好きすぎて
毎日アンテの話しかしないので、私はアンテが大嫌いになった。
というわけで、うちでアンテが話題にのぼることは少なくなった。
ピアノの発表会の曲を決める季節になりました。
プゥコがアンテの曲が弾きたい、というので、
どれどれ、と、楽譜を取り寄せたのです。
それは、楽譜兼画集になっていました。
プゥコが1枚の絵をじーっとみていたので、
「なんの絵なの?」と聞いたところ
「これは一言では語れないよ。深い絵だよ。」
と言いながら、涙をほろほろこぼしたのです。
えっ!?泣くの!?
泣いた理由が知りたくなって、
ついに私、タブーを破って自ら「教えて」と
アンテの話題をふる事態となってしまいました。
「プゥコの考察だとね、
いつもはナイフをもって戦っているフリスクだけど、
本当は戦いたくない、殺したくない、
っていう気持ちをあらわしてるんだと思うんだ。
それがこの木の枝なの。」
なるほど、それはエモい!考察が深い!
久々に、お母さんにアンテのことを聞かれてうれしかったのか、
プゥコはその後も「もっと聞いていいよ!」と
目をキラキラさせていたのでした。