プゥコメモル

ももてつ考

「桃太郎電鉄」というゲームをパパにおすすめされたプゥコ。
やる気になった。
というわけで、3連休は3人で「ももてつ」を。

初日は2年分やった。
プゥコの感想 「楽しいね!」「またやろうね!」
翌日は5年分やった。
プゥコの感想 「なんかやだ」「もういい」

というのも、5年の間にパパについていた貧乏神が、
「キングボンビー」に変身してしまったからだ。
ただの貧乏神だと、ちょっといたずらをして困らせる程度の
(途中でうんこをして、他の人が通れなくするなど)
かわいいものだったのが、キングボンビーになると、
物件を奪われ、カードを奪われ、無一文どころか借金が4億にかさみ、
みんなに嫌われ「こっちくるな」とバイキン扱いされ、
(キングボンビーは人になすりつけることができる)
ボロボロになってゆくパパのことを、
プゥコついに「かわいそう」「ひどすぎる」と哀れみ始めた。

パパ「プゥコにいたわられる」という経験が普段ないものだから、
キングボンビーがついているのに喜んじゃって、
「パパは楽しいよ!」
「パパはまだ巻き返せるから!」
とキャッキャしていたのが、私にとってはますます哀れで(泣)
なんなの、この地獄絵図!

その日の日記(宿題)には、ももてつのことが書かれていた。
プゥコは人生について、何かしらの学びを得たようだった。
すごろくは、忖度が働いてしまうので、
実際のところ、家族でやるには向いてないと思う。
せめてキングボンビーをなくすオプションを付けて欲しい。

〜プゥコの日記より〜
もしも現実世界にキングボンビーがついていたら、死ぬしかないのではないかと思いました。すべて奪われて、生きることができなくなってしまうんじゃないかと思いました。少しぞっとしました。楽しいけど、理不尽で何もしていないのに最悪になったりして、少しいやなゲームだなぁと思いました。