むっとするプゥコ

もうとっくに寝る時間を過ぎたのに、
プゥコがパソコンでyoutubeを見ているので怒ったら、

プ「いま、ありのまま（アナ雪のテーマ）を見てたのよ。
まだ終わってなかったのに、やめてって言わないで。」

と真面目な顔でトウトウと怒られた。

私「わかった。じゃぁそのままずーっと見てていいよっ。
そのかわり、寝る前の絵本はナシだからねっ。」

私の怒気を含んだ声に感づいて
プゥコ、さーっと布団に寝転がった。

プ「怒らないでよ。絵本読んでよ。早く。」
私「読んでちょうだい、がいいなぁ。」
プ「お母さんが絵本読みたいんでしょ。」
私「別に。お母さんはもう寝たいよ。」
プ「毎日することなんだから読んだら？」

そう言って私の腕をつかんで、憎らしそうに力をいれてきた。

ふーん。珍しい。
いつもはすぐ泣くくせに、淡々と言葉で反撃してくる。
私はすごく短い本をやる気のない声で２冊読んだ。
絶対に「もう終わり？」とか、
「もっとちゃんと読んで」って言うと思ったら、
さっさと目を閉じて

プ「早く寝よ。お母さんも寝な。」

いつもと反応が違うから、なんかこわいよー。