さーくんがいっぱい
保育園にプゥコを迎えにいったら
知らない男の子と遊んでいた。
私「その子はなんて子なの?」
プ「さーくんだよ。」
さーくん、とは、プゥコのお気に入り男子のこと。
クラスで一番ちっちゃいけどイケメン。
プゥコのアイドル、さーくんの顔ぐらい、私だって知っている。
しかしこの子は明らかに別の子だ。
私「さーくんじゃないでしょー。」
プ「この子もさーくんなの!」
いや、体育帽に「えいた」と大きく書いてある。
この子はえいた君だ。
別の日。
プ「保育園でね、さーくんと、もう一人のさーくんがね…」
私「ちょっと待て!さーくんって何人いるの?」
プ「いっぱいよ。」
そうか。
プゥコはさーくんを集合体でとらえているのだな。
名前を知らない子のことは、
全部さーくんと呼んでしまうのだろう。
その後、プゥコの話を総合すると、
名前を知らない女の子はみんな
「しぃちゃん」と呼んでいることが判明。