プゥコメモル

きょ、ほいくえん?

10

1月末から保育園に行くのを猛烈に嫌がるようになった。
で。朝起きておはようよりもまず言うことは

プ「きょ、ほいくえん?」

違うよというと、スクッと起き上がって

プ「今日ね、パパとおかあさんがだいしゅきなのよ。
だからちゅってしてあげるね!」

保育園だというと、
ぐずっていつまでも布団に寝転がっている。

というわけで、聞かれた時は
私「さぁどうでしょうねぇ。プゥコはどっちだと思う?」
などとぬらりくらりはぐらかして、結論を教えないことにした。
すると、プゥコも言い方を変えてきた。

プ「おかあさんは、今日、なにするの?」
プ「おかあさんは、今日、プゥコとずーっと一緒なの?」

おかあさんの行動から、保育園かそうでないかを推測しようという魂胆らしい。
しかし、言い方を変えたからといって、
保育園の日は保育園なのであり…。
そのうち、抵抗の仕方も様々になり、ある時は、

プ「プゥコね。今日保育園に行かないことにしたのよ。」

もう決まったことだよ!おかあさんの意見は聞いてないからね!
って感じに力強く言うところがポイント。
そしてある時は、

プ「今日なんだかおねちゅがあるの。
だから保育園いけれれないの。」

そういって毛布を肩まであげて目をつぶってしまう。

3月にはいってからは、言葉での抵抗をやめ、タコ作戦に出た。
寝転がったまま、何もしない、というのがタコ作戦。
立ち上がらせようとしても、足に力をいれないのでぐにゃぐにゃ。
朝ごはんも食べない、服も全部着替えさせてもらう。靴も履かない。
私が無理に履かせようとすると、足をバタバタさせて抵抗する。
これで、アゴや目に何度蹴りを喰らったことか!

やっと保育園に送り出すと、
私の体力は朝9時にして限りなくゼロに。
もう仕事どころではないのであった…。