お医者さんごっこ
私が、胃が痛いとか、
腰が痛いとか、言ってると、
どこからか往診カバンを持って
やってくるプゥコ。
聴診器でお腹をポンポンして、
「うん。いたいとおもいましゅ。」
と、まじめくさった顔で言い、
「どっちのチックンにしましゅか。」
と、先が丸い注射器と、
先がとがった注射器を二つ並べて、
選ばせてくれる。
注射をした後は、
「おくしゅり、のんでくしゃい。」
と、ビーズのかけらをくれる。
薬を飲むマネをすると、
「おいしい?」と聞き、
また、カバンを持って去ってゆくのでした。
また来てねー、小さなお医者さん。