うんちちゃんとたーたん
小麦粘土で遊ぶと、
プゥコが作るのは
「ダイヤモンド」といわれる塊。
やはり、金銀宝石というものは
2歳児の心をも
虜にするものなのだろうか。
ある日、珍しく
「うんちちゃん」というものを作った。
黄色くて、若干、うねっとした塊だった。
私「ほんとだ!見れば見るほどうんちちゃんだね。いいねー。」
ダイヤモンド以外のものを
作る気になったそのやる気の芽を伸ばそうと、
私は派手に絶賛してあげた。
ところが絶賛しすぎたのが悪かったのか…
プ「やっぱり、うんちちゃん、じゃない。」
プ「やっぱり、これわ、たーたん。」
プ「うれしい?」
私「う?う、うん…。」
うんちと私が
こんなにもボーダレスだったとは!
長年「自分」をやってきたけど、
全く気づかなかったよ!