(作詞・作曲 東京ハイジ ササキトモコ)
みかんの香りの手紙をもらって 僕は
消印たよりにみしらぬ町へ降り立つ
改札くぐったら 海の匂いがしてきたよ
バス停で おばあさんに あめ玉もらった
子供たちが虫とり網もって かけてく
商店街には会話の花が 咲いている
手紙の主の住む町は なんだかやさしくて
なつかしく馴染んでくる はじめてきたのに
「キミにあいたい」と一行だけの手紙
差出人は「菜の花畑のニーノ」
キミはニーノニーノ ダレナーノ?
僕の知ってる人なのかい?
ニーノニーノ ドウシターノ?
僕に一体何の用?
ニーノニーノ 会いたいよ
ニーノニー丿 まるで恋してる
僕は この町の魔法に かかったみたい
どこに住んでもよそ者気分なのは
いつの間にか心にあいた穴のせいさ
キミを探しながら 僕の隙間がうまってく
この町はおかえりと両手広げてる
走る人釣りする人 犬の散歩
海辺を歩き山はホタルが 道連れ
キミはどこにいる?町の景色に溶けてるの?
広い空あおぎみて 思いつのらす
「キミにあいたい」と一行だけの手紙
差出人は「菜の花畑のニーノ」
キミはニーノニーノ ダレナーノ?
目と目があえばすぐわかる
ニーノニーノ キミナーノ?
ここからはじまるストーリー
ニーノニーノ 聞いてよ
ニーノニーノ 僕の名 前は
ミーヤ 赤い糸の先を みつけた
ニーノミーヤは出会った
エノキがしげる丘の上
ニーノミーヤと呼び 合って
菜の花畑で恋をして
ニーノミーヤ ラララ ラ
ニーノミーヤ ラララ ララララ
そして二人はここに住む
この町のどこかに