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2006年01月12日

過酷なパイトレ!

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産後に待っているのは過酷なオッパイトレーニング、パイトレだ。
1日8回吸われてるとして、半年で千回は超えた。
こんなに乳首を酷使することなんて、
男の人にはないんだよなぁ〜・・

今では私も乳あげ上手になり、
小さいさんもプロの乳飲みッコですが、
最初はとんでもなく過酷でした・・。

一生懸命パイトレをくりかえすうち、
気づいたらちちくびがめちゃくちゃに壊れているではないですか。
ざっくりと切り込みが入って、肉が見えてるし。

切れちちくびを吸われると、一瞬にして記憶がバンっと飛ぶほど痛い!
涙と鼻水がどっと吹き出す。
わわわ、おっぱいが血にまみれてピンク色に!

それよりなにより、最初の2〜3ヶ月間は、
おっぱいを中心に体中がいたくて、手があげられなかった…。
ご飯がのどを通らないんです、のどまでギンギンに痛くて!
授乳直後は、全身ぞくぞく冷えたり、発熱したり、
体重はみるみる減るし、目まいもするし、わけのわからん状態に。
ともかく授乳時間が恐怖だったのです。

赤ん坊がいつ「乳くれー!」と泣き出すかと、
ビクビク息をひそめて、体育座りしながらおびえてました。


何人かの助産婦さんに聞いても、この痛みの原因がよくわからなくて、
落ち込みました…こんなつらいのいつまで続くんだろうって。
痛くて痛くて、さめざめ泣きながら乳あげたりしてましたね…
オッパイノイローゼです。

近所の助産院をフラフラ訪ねると、
「この子、舌が短いからね、飲み方が上達しないのよ。
舌の手術をするか、ミルクにかえたほうがいいわよ〜」
とのアドバイス。

粉ミルク。うーん。迷う。
でも、事情があって泣く泣くミルクにする母親だってたくさんいるのに、
乳が痛いだけで、あきらめていーんだろーか自分。
かとって、舌をちょんぎる手術!このちっこい人に!?
それもふびんだ。

・・で、ある日思ったのです、
「考えるのやめよ。おっぱいが痛くて死んだ人いないし。
 20歳まで乳吸ってる人もいないしさ」って。

…そして今に至ります。

で、やっぱりまだ少し痛いです。
パクってした瞬間に、ゾクって悪寒が走る時もある。


でもねー…、このちいさいさん、おっぱいに両手をそえて、
いっしょうけんめい飲むから、許すしかありません。
途中で口をはなして、「ぽーきゅぅー。ぽーきゅー。」っておしゃべりして、
また飲み始めたりするから、許すしかありません…。


投稿者 wakaba : 2006年01月12日 16:38

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