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2006年01月08日

爆笑人間

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泣く、メカニズムも不思議だけど、
笑う、はもっと不思議。
しかも「笑う」は、体得するまでに時間がかかるのだ。

赤ちゃんのことを何も知らずに産んでしまったもんだから、
全然笑ってくれないことに最初とまどった。

一番最初に「ん?これが笑いか?」って思ったのは
1ヶ月過ぎたあたりだった。
ぼんやりしている顔を凝視してたら、
突然、にまぁ……っと口が動いて、それからまたすーっと真顔に戻った。

その日から、笑うことが多くなった。
絵本を見せれば笑い、歌を唄えば笑い、目があっただけで笑い、
今では何かにつけて大爆笑するようになった。

特におんぶしていると、「これ以上楽しいことはないっす!」ってぐらいに
ウーッキッキッキキ、ゲホゲホってむせるほど笑うのだ。
機嫌がいいと、つまんないギャグにも大爆笑。
昨日はパッション屋良のモノマネで大笑いしてくれた、いいお客でしょ?

きっと赤ちゃんって、
喜怒哀楽の沸点がとっても低いんだろうなぁ。
すぐ悲しくなっちゃうし、すぐ楽しくなる。
私ら大人に比べたら、なんてドラマチックな毎日を送っていることか。

もっと複雑な笑い、
思い出し笑い、苦笑、ほほえみ返し、なんかを体得するのは
いつかなぁ。


投稿者 wakaba : 2006年01月08日 13:13

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