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2005年04月24日
がまんだがまんだうんちっち
今日、外に出たら、小さい男の子が「うんちがもれちゃう、うんちがもれちゃう」と
泣きそうな顔で、おしりを押さえながら走っていました。
うんうん…その気持ち、よぉく分かるよ…オバチャンはね…
(以下ビロウなお話なのでここでやめといていいですよ…)
うんちもらし経験値で言ったら、君のおそらく10倍はあるからね…。
と、ほほえましい気持ちで見送りました。
帰り道のうんちってなんであんなにもぎゅんぎゅんとせまってくるんでしょうか。
小学校5年までその経験をしていた私には、
あのときの焦燥感というか、脱糞への無心な気持ち、
背中でガタンゴトン言うランドセルの重みを、
今でも鮮やかに思い出すことができます。
なんたって、そのときの心情を詩に書いて、見事入選、
(がんばれおしりくん、という題名。おしりは男性名詞だったか)
学校の文集にのったこともありますし。
帰り道脱糞協会会長に就任してもおかしくはないでしょう!
家の玄関が見えたとたんに、張りつめていたものがほどけて、
やっちゃうんだよね〜。もぃーんって。
喪失感と快感の中で、体中のあったかい汗がじんわりとにじみでてきます。
そんな私のために、何も言わずにお湯をわかしてくれた祖母を今でも思い出します。
さて。絶対人前では泣くもんかと小さい頃から誓っていた私ですが、
幼稚園で2回泣いたことがあります。
5歳ぐらいのコドモなんて、ちょっとイヤなことがあったらすぐ泣くんでしょ、
なんて、そんな簡単じゃないんですよみなさん!
私はハッキリと記憶しております。そのときの複雑な心情を。
ひとつは、持ってきちゃダメと言われていたビーズを、
教室中にこぼしちゃったときです。
私のこぼれたビーズに男子がわーっとむらがって、ちょうだいちょうだいって、
全部持ってっちゃったんですよ。
私、号泣。でも、それは宝物のビーズを取られたからじゃありません。
新任の先生が、そんな私を怒りもせずに、何も言わずに、
少し困った顔で、そばでじーっと見ていたからなんです。
怒ってくれれば楽なのに…!と、すっかり先生を裏切ってしまった気分でした。
あのときのビーズ瓶…自分で持っていったわけじゃありません…
ダメって言われたから我慢してたのですよ私は。
でも、あの日、幼稚園に行く途中で、アネハイジがこっそり私に手渡したんです、
これ持ってきてあげたよ…って。今思い出したアルヨ!
で、2度目に泣いたのは…んーちをもらしたからです。
でもなぜもらしたか、皆さん聞いてください!
それはお昼ご飯の途中でした。
ご飯の時間にうんちをしにトイレに行くなんて、はしたない!と
コドモながらに非常に葛藤していたのです。
お弁当の前に座ったり、立ってトイレの方向に行ってみたりと
何度もくりかえすうち…やっちゃいました。
友だちにはばれなかったけど、先生はなぜか知ってて、
(あんときの先生の話しかけかたったら、普段怖いのに優しかったなぁ)
新しいグンゼのパンツを持った母親が、私を幼稚園に迎えにきたのでした…。
再現ムービー作れるぐらい、
その日一日の流れをクッキリと思い出すことができます。
人間追いつめられると、海馬もびんびん働くんでしょうねー
あー長くなっちゃった。
ブログってつい長くなっちゃう。
投稿者 wakaba : 2005年04月24日 17:13
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